うつ病とマイナス思考について

うつ病とマイナス思考の関係について

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うつ病とマイナス思考との関係についてここでは説明をしていきます。結論からいうと、うつ病の「症状」として直接マイナス思考に陥ってしまうというよりも、ほかの症状が改善されないことから、結果としてポジティブに考えられず、物事を悲観してしまうことが1つ、もう1つは、もともと持っているマイナス思考が、結果としてうつ病に陥りやすいパターンを作ってしまう、この2点になります。

うつ病の諸症状によるマイナス思考


ご存じのとおり、うつ病は脳内のセロトニンの分泌がおかしくなって引き起こされます。そうなると、物理的に、抑うつ感を払しょくすることができず、物事に対して取り組むエネルギーがわかず、脳そのものが働きません。

肉体症状については、ここでは割愛しますが、マイナス思考以前に、ひどい状況では思考そのものを行うことすら放棄してしまうのです(物事を考えられない)。

むしろ、マイナス思考というのは、「どん底」からある程度回復し、自分を取り巻く周囲の状況が分かってきたときに、悲観的にならざるを得ない状況といえます。将来や仕事について、うつ病になってしまうと、前途が非常に厳しいものとなります。

病気になる前なら、大したことないと考えていたことでも、エネルギーが奪われ、将来が厳しい中ではどうしても悲観しがちになってしまいます。抗うつ薬で気分を持ち上げることができますが、結局、そうした思考の中では、「薬に頼らなければ・・・」ということ自体がマイナス思考を生んでしまします。

とにかく、このマイナス思考を払しょくするためには、病気を克服し、将来に道筋を立てることが必要で、それが前向きな思考を生みますが、正直(きれいごとではなく本音で言うと)、社会的地位を失ってしまうとそれも容易ではありません。抜本的な人生の「パラダイムの転換」が必要になります。

マイナス思考を生む思考のくせ


うつ病気質の人には、思考のくせがあり、どうしても自分を低く、自虐的に評価しがちです。元気な時ならそれも1つの個性ですが、結局、感情を貯め込み、処理・発散の方法がないため、積もり積もってうつ病を引き起こすパターンに陥りがちなのです。

尊大にふるまえというわけではないのですが、感情を処理できるようになることがプラス思考を生みます。といっても、それが個人の個性でもあるので難しいわけで、治療中にカウンセリングや認知行動療法などで、意図的に感情をコントロールできるくせをつける必要があります。


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