うつ病の治療と家族の協力について

うつ病の治療には家族の協力が必要?

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うつ病になると、さまざまな精神的、身体的機能が低下します。行動しようと思っても思うようにできず、そもそも行動しようとする力すら失われてしまいます。一人暮らしの場合、非常に生活は大変で(金銭的な面を抜きにしても)、食事や洗濯、入浴などにも大きなエネルギーを使います。

本当に具合が悪いときは、お風呂に入ることすらできず、それ以前にお風呂にお湯を貯める行為ですらできなくなってしまうのです。いわんや食事などは大変です。家族の協力が得られるのであれば、是非甘えるようにしてください。こうなったときに頼りになるのは家族です。家族の協力が必要ですし、そのほうが回復は早いのです。

日常生活における家族の手助け


うつ病で動けない状態で、栄養のあるバランスのよい食事をとるのは大変です。やっと外に出て外食ばかりしても、栄養面では偏りますし、別の病気の原因にもなります。

自炊するにも、買い物して料理するという行為自体が大きなストレスになることが多いのです。家族がいれば、料理を作ってもらえるので、そういった手間は省け、栄養面でもしっかりとしたものを作ってもらえれば、何にも勝る薬になります。

洗濯や清掃、お風呂を入れるといったことも、家族がやってくれれば、自分の負担を減らすことができ、なおかつ、きれいな状態を維持することができます。

回復してくれば、徐々に自分でできるようにリハビリをすればよいので、本当に症状が悪いときは、家族に協力してもらってください。その中で、病気の症状や薬の副作用に向き合って、それを乗り越えることに注力すべきです。

精神的なよりどころとしての家族


うつ病になると精神的に落ち込み、自己への評価が大きく下がります。自責の念や恐怖感など大きなメンタルへのダメージがあります。対人スキルも対人エネルギーも大きく低下し、人と話すだけで疲れます。

それがより自分の殻に閉じこもってしまうことにもつながるわけですが、気心を知れた家族ならば、そうした消耗も少ないですし、むしろ気にかけてくれるのでありがたい存在になります。このことは、家族が意識的に、うつ病の人に声をかけろというものではありません。

それはそれでストレスになります。困ったときに、話を聞いてあげたり、何気ない配慮をしてあげる、これが精神的な意味で家族が協力できることになります。うつ病の人に対しては、家族でしかできない協力を是非してあげましょう。それが家族なのですから。


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