うつ病の治療期間について

うつ病の治療期間はどれくらい?

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うつ病は再発の問題もあり、一度患ってしまうと長期にわたって苦しんだり、一生治らないのではないかと思う人もいますが、完全に状態が戻るには1〜2年が平均だと言われています。もちろん個人差があり、離脱症状なども考えると、治療期間は多めに見積もっておいたほうがよいかもしれません。ここでは、目安として、一般的な治療のステージを解説します。

急性期(約3か月)


病院に行き、うつ病と診断されて実際の治療を開始してから、だいたい3か月を目安に「急性期」と呼びます。抗うつ薬を飲み始めて、徐々に薬の量を増やして、症状を改善していきます。当然副作用も出ますので、その副作用と戦うのもこの時期です。とにかく、体を休めて安静にするのが大事です。

極端なことをいえば、ひたすら寝て、脳と体を休めることに専念してもいい時期です。無理に運動などをする必要はありません。ノンストレスの状態を維持することが肝心です。

回復期(3か月〜1年)


徐々に症状が改善し、副作用もおさまってきます。この段階になれば、徐々にできる範囲で体を動かしたり、規則正しい生活(寝っぱなしではない)を送る練習を始めましょう。会社を休職したりしている場合は、通勤の訓練を行うなどもいいと思います。

具体的には、朝、通勤と同じような時間に起きて、近所の図書館へ行って本を読む習慣をつけるなど、徐々に負荷に耐えられるような体を作る時期になります。もちろん、実際に復帰するわけではないので、調子の悪い日は身体を休めても大丈夫です。それを経て、社会復帰となります。

再発予防、安定期(1年〜2年)


実際に社会復帰しても、無理は禁物です。短時間勤務などが可能ならその制度を利用しながら、日々に慣れていきましょう。この時期に薬を減薬、断薬します。離脱症状にも直面しますが、「離陸期間」と考えて、医師の指示の下、確実に少しずつ減らして行ってください。

社会復帰=治癒ではなく、症状が安定した後も一定期間は薬を飲まなければならないのがうつ病の特性であることを理解してください。ここで確実に回復し、再発を防ぐことが何より重要になります。


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