うつ病で朝起きれなくなる理由について

うつ病で朝起きれなくなる理由について

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うつ病になると、せっかく眠れても、朝起きられなくなります。それには、さまざまな要素が絡んできますが、ある意味、明確な症状であり、この状態になってしまうと、しっかりとした治療が必要になります。

日周変動と寝起き


一般的にうつ病の症状は、朝重く、だんだん時間が経過し、夜になると軽くなります。もちろん個人差はあるのですが、朝の寝起きは、その症状がいちばん重い状態であることが多く、きつい状態が重なり合うため、目が覚めてもベッドから出ることができないのです。中途覚醒を繰り返し、眠りが浅い人などは、寝不足も重なり、体が重く、行動的になれないこともあります。

交感神経と副交感神経の切り替え


通常、朝、目が覚めると、就寝時の副交感神経優位から交感神経優位に変わります。うつ病でない人はその切り替えがスムーズにいくため、多少眠くても、すぐに起き上がって、頭を働かせることができます。

しかし、うつ病の人は、それがうまくいきません。自律神経がおかしくなるので、ずっと副交感神経優位が続いてしまうため、頭も体も機能的に動かすことができないのです。従って、目が覚めても、ひどい眠気が襲い掛かって、起きることができなくなります。

また、副交感神経優位から交感神経優位に切り替わっても、うまくスイッチができないため、交感神経が緊張し、自律神経症状が出ます。具体的には、極度の動機や吐き気、不安感などが一気に襲い掛かります。

恐怖感や何とも言えない不安から、ベッドで震えることもあります。そのような状態では、とても起きることなどできません。原因は神経の異常なので、気持ちの切り替えなどではあまり効果がなく、とにかく物理的にリラックスさせたりしながら、神経の緊張がおさまるのを待つよりほかありません。

うつ病による朝のつらさは想像以上のものがあります。とにかく療養をして、症状が回復していかなければ、行動そのものができなくなってしまいます。早く就寝し、睡眠時間を確保するのも1つの方法です。


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