うつ病で落ち着かなくなる理由について

うつ病で落ち着かなくなる理由について

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うつ病で落ち着きがなくなる理由は、脳内物質のセロトニンの異状によって一応説明ができます。セロトニンの説自体が、完璧に立証されたものではないので、あくまで、セロトニン仮説が正しいとしての説明になります。セロトニンの減少によって、感情のコントロールがうまくいかなくなり、自律神経にも影響し、緊張感が増します。それによって、常にイライラなどの感情の起伏が激しくなり、落ち着きがなくなるのです。

感情のコントロールの難しさ


うつ病によってセロトニンが不足すると、「セロトニン欠乏症」ともいわれる状態に陥ります。こうなってしまうと、常に不安感や焦燥感に苛まれてしまいます。不安感が襲っているときに、落ち着いて行動ができなくなってしまうように、いくら頑張っても落ち着きを取り戻すことができません。

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通常であれば、その不安感などの原因が取り除かれれば、安心し、落ち着きも取り戻すのですが、脳の異状そのものが原因なので、それが治らない限り、落ち着きが戻りません。従って、うつ病そのものの治療が必要となります。

自律神経の緊張


もう1つの要因として、自律神経が緊張することが挙げられます。ドキドキ感や動悸はそれに由来します。わかりやすく言えば、「試験の合格発表の前」の状態がずっと続くことになります。みなさん体験したことがあるこの状態になると、とても落ち着くことなどできません。しかも、継続的に続くわけですから、もうわけがわからず居ても立っても居られないような緊張が体を支配してしまいます。これが、落ち着きがなくなるメカニズムです。

少しでも落ち着きを取り戻すために


精神安定剤などで、無理やり脳を鎮める方法もありますし、たいていの場合、抗うつ薬と一緒に精神安定剤も処方されると思います。確かに、症状が重いときには効果的ですが、やはり依存性もあり、なるべくなくしたいものです。「自律訓練法」というものがあります。寝て、両手やお腹に意図的に力を入れたり、逆に抜いたりするもので、感情や神経を鎮める方法として知られています。ある程度ならこれによって抑えることができます。ほかにも、ストレッチや「ゆる体操」など、イライラを抑える効果のある方法が知られています。やらないよりもやったほうがましならば、やってみるのも1つです。ただ、あくまで、病気を治すのが最優先です。


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