うつ病と表情について

うつ病になると表情が変わる?

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うつ病になると表情が暗くなるといわれますが、これには2つの要素があります。1つ目は感情面での落ち込みから、明るい表情が取れなくなってしまうということ。もう1つは、うつ病の症状で筋肉がひどく緊張し、顔が強張ってしまうということです。ここでは、この2点について書いていきたいと思います。

感情の落ち込みによる表情の変化


うつ病になると、脳内のセロトニンの減少によって、物事をポジティブに「楽しい」ととらえることが難しくなります。これは、神経伝達物質が影響しているものなので、どうしようもなく、楽しくないのですから、当然表情も暗くなってしまいます。

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このような状態で、無理に笑顔を作ったり、楽しい表情を意図的にしようと思っても、なかなか大きなハードルであり、それがストレスに感じてしまうと、症状も悪化してしまいます。一方で、できる範囲で、暗い表情を抑えようとする試みもなされています。どうしても、眉間にしわが寄ってしまい、険しい表情になりがちです。明るい表情ができるようになるということは、裏返せば、うつ病の症状が改善していることの現われでもあります。無理をせず、つらいときにはつらい表情をしてもよいと思います。それが人間の感情のコントロールの現われでもあるのですから。

筋肉の緊張による表情の変化


感情の落ち込みだけではなく、うつ病になると極度の緊張感から体が強張ってしまいます。そのため、筋肉も張ってしまい、顔の表情を司る筋肉もその例外ではなくなってしまいます。喜怒哀楽とは違う、表情そのものを作る筋肉が動かなくなることも最悪考えられます。極端な例を書くと、顔面がマヒしているような状態に見えることもあります。こうなると、意図的に筋肉を動かしたり、顔面のマッサージを行ったりして、筋肉をほぐしてあげなければなりません。かなりうつ病としては重い症状だと考えられますので、適切な治療をしながら回復を急ぎましょう。精神科に限らず、ほかの専門医から筋肉をほぐすような治療を受けるのも必要かもしれません(もちろん、精神科の医師の指示の下です)。

表情はうつ病の状態を示すバロメーターにもなります。つらい表情が続くようなら、何とかして回復ができる環境を作りましょう。


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