うつ病とアルコール依存の関係について

うつ病とアルコール依存の関係について

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うつ病とアルコールの組み合わせは最悪です。お互いがより悪い方向に相互作用を及ぼしてしまいます。うつ病の症状から逃げるために、アルコールに依存してしまうと、それは一時的なもので、よりうつ病の症状は悪化し、アルコール依存も強くなり、自殺などの大きなリスクを高めてしまいます。

飲酒と自殺リスク


もっとも大きなうつ病とアルコールの関係は、自殺の問題です。うつ病の状態で希死念慮が出てしまうのは知られていますが、アルコールとの併用によってそのリスクを大きく高めてしまうことになります。アルコールを摂取することによって、うつ病の症状が増幅されます。

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具体的には、絶望感などの心理的苦痛を増大させ、酩酊状態が死にたい気持ちを後押ししてしまい、また、自分に対する攻撃性を高めたり、物事を考えられなくしてしまいます。ある研究結果では、アルコール依存症の人は通常の人と比べて6倍の自殺の危険性があるとされています。まして、うつ病であるならその割合はさらに高くなってしまいます。アルコールによって、ただでさえ弱くなっている脳内の「リミッター」が機能しなくなってしまうのです。

睡眠とアルコール


眠れない人が「寝酒」でお酒をあおって寝る、などの話を聞きますが、これも危険な行為です。アルコールによって眠った場合、その睡眠は浅いもので、すぐに目が覚めてしまいます。いうまでもなく、うつ病はその症状で睡眠障害があり、眠りは浅く、中途覚醒などの症状が出ます。アルコールと併用すれば、その睡眠の質はひどいものになってしまうことは想像に難くありません。また、睡眠薬とアルコールの組み合わせも最悪です。睡眠薬の効果に影響を与えてしまい、予期せない症状(突発的な重大なショック症状や、無意識の行動)を促してしまいます。また、睡眠薬が「麻薬」のように作用してしまうこともあるようで、その快感を忘れられず、さらにアルコール依存を深めてしまうこともあります。


上記のようにうつ病の人とアルコールの組み合わせは最悪です。極端かもしれませんが、うつ病の治療中はアルコールを一切絶つくらいの心構えでいたほうがいいと思います。危険な組み合わせは、その前の段階で避けるようにしたいものです。


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